こんにちは!アフレスカ麻布十番コンシェルジュのtomocoです。
今日は何の日?
今日は【ヘアカットの日】です。
まさに、美容室には、とっても関係のある日ですよね。
明治5年4月5日(新暦5月11日)、東京府が「女子断髪禁止令」を出したことにちなんでいます。
『女子は柔順温和を以て主とするものなれば髪を長くし櫛を用ゆるこそ万国の通俗』(新聞雑誌記事35号)という考え方が根強かった時代、男性の断髪を真似して髪を切った若い女性が登場したことを快く思わなかった役人がたくさんいたのでしょう。
一方で男性の断髪は明治維新直後から、急速に進んでいました。明治4年には、明治政府が太政官布告により「散髪、制服、略服、礼服ノ外、脱刀モ自今勝手タルベシ」という「散髪脱刀令」を布告しています。
髷を結わず散髪してよい、士族でも帯刀しなくてもよいという“勝手令”はすなわち、江戸時代には身分ごとに決められていた髪型や服装の自由を認めたものでした。
しかし、東京府は女性にその自由を禁止したのです。
江戸や明治の世に生まれなくてよかったと思う事は多々ありますが、この髪型を“お上”に指定されるという事態にいたってはもはや何をかいわんやです。
儒教的な家父長制、男尊女卑の思想は現代であってもなかなか根強いものはありますが、さすがに表だって「男はこうあるべき」「女はこうあるべき」ということを政令として新たに出すことはありえない世の中にはなりました。
「断髪禁止令」など、今の感覚からすると「東京府はヒマだったの?」的なおかしみさえ漂います。
江戸から明治に変わり西洋諸国との往来が増えたとき、人々はさまざまな新しい価値観への切り替えに右往左往していたのでしょう。
「文明開化」がまだはじまったばかりの明治初期。古いものと新しいものがせめぎあっていた時代の象徴的な出来事のようにも思われます。
長い黒髪を結っている女性の方がめずらしい現代。
過去の価値観を礼賛し、現代を生きづらいと喧伝する人も中にはいますが、一人一人が自分の意思で自由に生きられる世に、着実になっていることもまた事実です。
「ヘアカットの日」は、自由に髪を切ってよいことが当たり前の世の中であることに感謝したくなる、意外にも深い記念日なのでした。
引用:insightnow.jp
学生さんであったり、お仕事の関係上、好みのヘアスタイルにできない方もいらっしゃるかと思いますが、自由に髪型を決められる現代に生まれて良かったなぁと思ってしまいました(笑)。
本日ヘアカットの日に、アフレスカ麻布十番で、ヘアカットはいかがでしょうか?
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。